ブレスレットにも種類がある!代表的なブレスレットをご紹介!

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普段ジュエリーなどをあまり身に着けない人でも『ブレスレット』と聞けばどのような物かはイメージできると思います。しかし、一口にブレスレットと言っても、いくつかの種類に分類されるということはご存知でしょうか?中には腕に身に着けるものは全てがブレスレットだと思っているかもしれませんね。
そこで今回は、ブレスレットの種類とその特徴についてご紹介します。

そもそもブレスレットとは

それではまず、ブレスレットがどのような物なのかを簡単にご紹介しましょう。ブレスレットは皆さんがイメージしている通り「手首に巻きつけて用いる装飾品」の一部を指して今す。素材的には、全てが金属というわけでもなく皮革や麻、プラスチック製の物まで様々な物があります。
実はこのブレスレットは非常に歴史が長く、紀元前5000年の古代エジプトまでさかのぼることができます。歴史の教科書などにも出てくる壁画を見てもわかるように、手首には何か巻いていますよね。当時は骨や木、石などで作られたブレスレットを身に着ける習慣があり、ブレスレットには再生と転生を象徴するスカラベ(古代エジプトにおいては神聖視されていたコガネムシの一種)が描かれるなど、宗教的な意味合いがあったとされます。
現在では、あくまでもファッションの意味合いが強いですが、身に着けているものが切れると願いが叶うなどと言われるミサンガはこういったことが由来なのかもしれませんね。

ブレスレットの種類


それではここからは、代表的なブレスレットの種類についてご紹介しましょう。

テニスブレスレット(tennis bracelet)

まずはテニスブレスレットです。これは、ダイヤモンドを直列に並べた細い形状のブレスレットを指します。
なぜ『テニスブレスレット』というかというと、1987年のU.S.OPENにて、試合中に選手が身に着けていた細身のダイヤモンドブレスレットが破損してしまいました。そしてそれを修理するために一時試合が中断されたのですが、これを契機に直線状にダイヤモンドが並んだ細身のブレスレットをテニスブレスレットというようになったそうです。

チャームブレスレット(charm bracelet)

お守りや大切にしているものをブレスレットに取り付けたものをチャームブレスレットと言います。
一般的なチャームブレスレットは、小物をブラブラとぶら下げたようなものを指しています。しかし、複数の小物をタイルのように上部に固定するイタリアンチャームブレスレットなどもあります。

ジェルブレスレット(gel bracelet)

これは安価なリストバンドの事です。ファッション目的などではなく、何らかのメッセージを啓発する目的などがあるため「awareness bracelet」などとも呼ばれます。これは、自転車競技で有名なランス・アームストロング氏の基金ががん研究の支援のためシリコン製のリストバンドを作成し広めたことから始まったと言われます。これ以来、さまざまな啓発活動に利用されるようになり、貧困撲滅活動やいじめ撲滅キャンペーンなどでもリストバンドが作られました。

バングル(bangle)

バングルは聞いたことがある人も多いと思います。これは、外枠が変形しないブレスレットを指しています。
素材的には、柔らかい布製の物があったり、金属の表面に宝石が取り付けられたようなものなど様々なものがあります。なおインドでは、ガラス製のバングルがあり、それを複数身に着けることで、バングル同士が触れ合い風鈴のような小気味よい音色を奏でるようなものもあるそうですよ。ちなみにバングルという言葉は、ヒンディー語でガラスを意味する「bungri」に由来すると言われます。

まとめ

今回は、いろいろなブレスレットの種類をご紹介してきました。腕に身に着けるものであれば、総じてブレスレットと言っても良いと思いますが、実は細かく見てみると意外に種類が多いのです。もちろん、本稿でご紹介した以外にも他のブレスレットの種類がありますので、一度調べてみるのも楽しいのではないでしょうか?ジュエリーは、見て、身に着けて楽しむのが本来の使い方ですが、こういった知識を調べてみるのも面白いですよ!

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