宝石の王様であるダイヤモンドの中でも、大変貴重なピンクダイヤモンド。今回は、そのピンクダイヤモンドのカラーのポイントとファンシークラスがオススメ!といわれるポイントについてご紹介していきたいと思います。
ピンクダイヤモンドとは?
ピンクダイヤモンドがどのくらい珍しいかというと 毎年3900万ctものダイヤモンドが採掘される鉱山でも数百万ct中、数ctぐらいしかピンクダイヤモンドは見つからないほどです。余談ですが、ピンクダイヤモンドは人工処理したものが多いので必ず鑑定書や鑑別書を確認しましょう。
ピンクダイヤモンドのモース硬度は10、石言葉は可憐・優美です。
ピンクダイヤモンドの産地は?
宝石として使用されるピンクダイヤモンドのほとんどオーストラリアにある「アーガイル」という鉱山から産出されています。しかし最近の情報では、アーガイル鉱山の大手出資元の鉱山会社からの指示により、一定の大きさ以下のピンクダイヤモンドの卸をアーガイル鉱山自身で行うのをやめ、他の会社に丸投げする方向で話が進んでいるようです。これによって、さらにピンクダイヤモンドの価値が高騰しそうです。
ピンクダイヤモンドの評価は何より色が大切!
出典:https://www.gia.edu/
出典:http://www.j-tano.com/
こちらは、ピンクダイヤモンドの色の濃さを表している図です。以下で、色の濃さでの評価を表でまとめました。色の濃さでの評価基準の9段階あり、上に行くほど価値が高くなります。
【色の濃さでの評価基準】
FANCY VIVID(ファンシーヴィヴィッド) | 上質で鮮やかな |
---|---|
FANCY INTENSE(ファンシーインテンス) | 上質で濃い |
FANCY DEEP(ファンシーディープ) | 上質で深い |
FANCY DARK(ファンシーダーク) | 上質で暗い |
FANCY | 上質 |
FANCY LIGHT | 上質で薄い |
LIGHT(ライト) | 薄い |
VERY LIGHT(ベリーライト) | 非常に薄い |
FAINT(フェイント) | ほのか・弱い |
ピンクダイヤモンドの相場とは
過去、ピンクダイヤモンドはとてつもない価格で落札されていたことがあります。それは「ピンクスター」というダイヤモンドです。2013年11月13日にスイス・ジュネーブで行った競売で、綿菓子のような色をしたピンクダイヤモンド「ピンクスター」が8320万ドル(83億円)で落札されたのは世界に衝撃が走りました。
最高額は、とんでもない価格ですがほとんどは手が届くものがほとんどですので安心してください。最近は、とても人気で相場も徐々にあがってきています。
まとめ
今回は、「ピンクダイヤモンドのカラー評価ポイント!持つなら絶対ファンシークラス!」と題してピンクダイヤモンドについてご紹介してまいりました。いかがでしたか?非常に高額なピンクダイヤ、フェイントやライトだと光源によってははっきりとピンクと見えないこともあります。なのでどうせ手にするなら少し背伸びをしてでもファンシークラスをに手いれるのがオススメです!