超希少石『グランディディエライト』を手に入れるなら今のうち?選ぶなら何を基準にすればいい?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

皆さんは、『グランディディエライト』という宝石はご存知ですか?この宝石は世界有数の経済紙『フォーブス』でも世界で3番目に高価な宝石と評価されるほどの超希少石、近年最も注目されている宝石の一つと言えるものです。この宝石は、近年突然名前を聞くようになってきた宝石なのですが、実は1902年には発見されていました。しかし、発見当初は宝石質の物は全くと言って良いほど産出することがなく、21世紀になってようやく純度の高い物見つかり、奇跡の宝石として評価されているのです。
そこで今回は、近年大注目の『グランディディエライト』について選ぶ時の基準をご紹介していきたいと思います。

グランディディエライトとは

まずは『グランディディエライト』がどのような宝石なのか簡単にご紹介しましょう。この宝石は、1902年マダガスカル南部のアンドラホマナで初めて発見されたものですが、冒頭でご紹介したように、発見当初は宝石質の物が採掘されることは一切なかったそうです。ちなみに宝石名は、よくある宝石の名づけ方である発見者の名前で、マダガスカルの自然史を研究していた探検家アルフレット・グランディディエにちなんでつけられています。
グランディディエライトは発見されてから長い間、透明度の低い物しか採掘されていなかったのですが、2000年になって初めてスリランカで宝石質の物が発見されたのです。ただしこの時発見されたグランディディエライトは僅か0.85カラットの非常に小さなものでした。その後2014年になり、最初にグランディディエライトが発見されたマダガスカルで、非常に純度の高い物が発見され、世界中に衝撃が走りました。現在世界中で非常に高い人気を誇るグランディディエライトは、アクアマリンのような透明度の高い青から緑色を示します。この独特なカラーは微量な鉄分を含むからと考えられています。

グランディディエライトを選ぶポイント

近年非常に高い人気を誇り、その希少性も相まって今後もどんどん価格が上昇していくと考えられているグランディディエライトですが、実際に手に入れるときには何に注目して選択すればいいのでしょうか?正直な話でいうと、非常に希少性が高い上、出回り始めたのもここ数年ということもあり、グランディディエライトの価値はまだまだ不安定だと言えます。
したがって、将来的にどのような色合いのものが最も高い評価になるのかなどは、まだまだ確定しているとは言えない状態の可能性もあります。しかし、宝石というものは、一般的に「濃いカラー」「透明度が高い」「輝きが強い」等の条件の物が高い評価を受けるものですので、この辺りに注意してグランディディエライトを選択するといいでしょう。さらに、グランディディエライトはモース硬度も7.5と、基本的にモース硬度が低いものが多い希少性の中では異色の耐久力を持っています。この耐久度はジュエリーとして人気が出るためには非常に重要なポイントでもありますので、今後も価格高とが続くと個人的には思っています。
グランディディエライトを手に入れるには、今のうちかもしれませんね!

まとめ

今回は、21世紀になり突然宝石質の物が産出されるようになったため、劇的にその立場が変わった宝石『グランディディエライト』についてご紹介してきました。この宝石は、本稿でもご紹介しているように非常に希少性が高く、宝石質の物もまだまだ少ないため、現在でも驚くような高額な値段が付くこともしばしばあります。さらに、今後の動向的に考えても、希少石の中でも珍しく、ジュエリーに適したモース硬度を持っているなどの面から考えて、どんどん価格が上昇していくと言われているのです。
高品質な『グランディディエライト』には、なかなかお目にかかるのも難しい面もありますが、グランディディエライトに興味を持っている方であれば、今のうちに手に入れておいた方が良いかもしれませんね!数年後にはとても手の出ないような価格がついている可能性も考えられる超希少石ですよ!

SNSでもご購読できます。