始めてピアスホールを開ける方が事前におさえておきたいポイント

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耳元のオシャレといえばやはりピアスですね。ピアスを付けると顔を華やかに彩ってくれますので、最近では男女問わず欠かせないファッションアイテムになっています。しかし、このピアスは、とてもオシャレな反面、衛生面に注意しておかなければ、アレルギーや膿の原因になってしまうこともあり、初めてピアスを開けた後には、何らかのトラブルに悩む人も非常に多いのです。
そこで今回は、初めてピアスホールを開ける方に向けて、ピアスを開ける時やアフターケアの注意点をご紹介します。

初めてのピアスホールの注意点

それでは、初めてピアスホールを開ける時に注意してほしいポイントをいくつかご紹介していきましょう。最近では、インターネットで検索すればなんでも出てくる時代になっていますし、ネットで調べた知識のもと、自分で初めてのピアスホールを開けるという人も多いです。
しかし、自分の身体に穴をあけるという行為ですので、衛生面などには細心の注意をはらわなければならないということを忘れている人も少なくなく、トラブルに見舞われてしまう人が多いのです。初めてピアスを開ける時には、以下の点に注意しましょう。

ピアッシングは病院で行う

ネットなどには、「耳たぶを氷で冷やして感覚をなくして、針でピアスホールを開ける」などと言った手法が紹介されていることもあり、これを参考に自分で開けようと考える人は多いです。しかし、自分でピアスホールを開けるのは衛生的に問題がありますし、その後の管理が行き届かないことから、膿んでしまう人が非常に多いです。
さらに、針などで開けたピアスホールは、生傷の間は感染に非常に弱く、金属のピアスを付けていることで金属アレルギーになってしまう人も非常に多いのです。したがって、初めてピアスホールを開ける時には、今後の自分の健康のためにも病院で開けてもらうのがオススメです。この場合、ピアスホールを開けた後に何らかのトラブルがあっても、すぐに専門医のアドバイスを受けることができ、大ごとになるのを防ぐことができます。

最初のピアスは質の良いものを選ぶ

初めてのピアスで金属アレルギーを発症してしまう人が多いのですが、そもそも金属アレルギーは、ピアスの金属部分がイオン化してしまうことによって起きやすくなるのです。これは、最初のピアスだからと、リーズナブルなピアスを選んでしまうことが原因になることがあるのです。安いピアスは、純度の低い貴金属が使用されていることが多いため、金属アレルギーにつながりやすくなってしまうのです。
通常、金は皮膚の上からイオン化を起こしにくい金属ですので、ピアスとして利用してもあまりトラブルになる可能性はありません。そのため、ファーストピアスは、少し高くても24金でコーティングされたものがオススメです。なお、稀に24金で金属アレルギーの症状が出る人もいますので、24金のネックレスで肌が赤くなったことがある…などと言った人はピアッシングの前に専門医に相談してみましょう。

ホールが出来上がるまでヘアカラーなどは避ける

次は、ファーストピアスを開けて、ホールが出来上がるまでの期間に注意しておきたいポイントです。特に女性の方に注意してほしいのですが、頻繁にヘアカラーなどを変える方でも、ピアスホールが出来上がるまでは、美容院に行ってもカットだけにしておくのが無難です。美容院のカラーなどでは、耳にキャップなどを付けてくれるのですが、薬剤がホールについてしまう危険は0ではないのです。ホールに薬剤の液がついてしまうと、トラブルのもとになりますので、しばらくの間は、パーマや縮毛矯正、カラーは避けておきましょう。

消毒液にも注意

初めてピアスホールを開ける人であれば、「何かあっては嫌だし…」などと考えて、念入りに消毒する方が多いです。しかし、実は消毒液を長期間使うことで発生するトラブルもあるのです。
例えば、軟膏やジェルタイプの消毒を使っている場合、消毒した後に完全に消毒薬を拭き取るのが難しく、成分がホールに残りやすくなってしまい、不衛生な状態になってしまうことがあるのです。したがって、ピアスホールをできるだけ乾いた状態にしておけるよう、乾燥の早い消毒液タイプのものを選ぶのが衛生的でオススメです。

まとめ

今回は、非常に多くの方に人気のピアスについて、初めてピアスホールを開ける方の注意点をご紹介しました。本稿でご紹介したように、ピアスホールを開ける時には、何より衛生面に注意しておかなければいけません。病院でピアスホールを開ける場合、どうしても費用がかかってしまいますので、それを嫌って自分で開けよう…とする方は多いのですが、きちんとその後のことまで管理できないなら、専門医に相談するのが絶対にオススメです。
始めてピアスホールを開けた後には、膿んでしまった…アレルギー症状が出るようになってしまった…などと言うトラブルが非常に多いことも忘れないようにしましょう!

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