今回は、婚約指輪を選ぶ前に、知っておきたいいくつかのポイントをご紹介します。一口に婚約指輪と言っても、タイプもさまざまありますし、何も考えずにいきなりジュエリーショップに足を運んでしまうと、美しい指輪がたくさんあり過ぎて、何を選べば良いのかさっぱりわからない…なんてことになりかねません。最終的に、面倒になって、テキトーに選んで後悔してしまう可能性もありますので、ショップに行く前にいくつかの知識は入れておいた方が良いでしょう。
婚約指輪選びのポイントについて
一口に「婚約指輪を選ぶ」と言っても、人それぞれ重視するポイントは異なることでしょう。例えば、金銭的なことから予算の上限を決めて選択する場合もあるでしょうし、せっかくの記念になる指輪ですから、予算度外視で選ぶ場合もあるでしょう。さらに、大切なパートナーが身につけるものとなりますので、見た目の面からも考えておかなければいけません。婚約指輪に使用する金属は何にするのか…？宝石のカラーやクラリティはどうするのか？もちろん、デザイン的な面も考えなければいけません。
ここでは、一般的に婚約指輪を選択する場合、注意しておきたいポイントをいくつかご紹介します。
婚約指輪はオーダー？それとも既製品？
婚約指輪はどれも完成したものを購入するのかというとそうでもありません。もちろん、既に完成している既製品を購入する方が最も多いのですが、オリジナル性に拘りたい方であれば、オーダーやセミオーダーという方法もあるのです。まずは、購入を予定している婚約指輪に関して、「既製品なのか？オーダーで作るのか？」は考えておかなければならないでしょう。それぞれの違いは以下のようになります。
- 既製品
ブランド物など、宝石もデザインもすでに決まった指輪となります。既製品とは言え、サイズの微調整などは可能です。 - セミオーダー
宝石とリングの素材、デザインなどを別々に選んで、自由に組み合わせて作ることができるパターンです。ただし、デザインパターンなどは決まっていて、いくつかの選択肢から選ぶということになりますので、オリジナリティはあるものの、完全に自分だけのものとは言えません。注文してから約1～2か月程度で手に入ります。 - フルオーダー
宝石や素材はもちろん、指輪のデザインもご自身で一から自由に決めて作るパターンです。世界に一つだけの指輪を作りたい…などと言う方にはオススメです。注文してから最低でも2・3ヶ月はかかるので注意しましょう。
使用する宝石は？
婚約指輪と言えば、誰もが美しいダイヤモンドを利用するものだと考えていませんか？もちろん、ダイヤモンドリングにする方が最も多いのですが、最近ではダイヤモンド以外の宝石を選択する方も増加しています。パートナーの方と一緒に婚約指輪を選ぶ場合は、どのような宝石を使用したいかも予め相談しておくのがオススメです。
婚約指輪の宝石として利用されることが多いものをいくつかご紹介しておきましょう。
- ダイヤモンド
言わずと知れた宝石の王様ダイヤモンドです。ダイヤモンドは非常に硬いことが有名で、宝石言葉も「永遠の絆・純潔・永久不変」などですので、婚約指輪にピッタリと人気なのです。 - パール
日本人に非常になじみ深いパールを選ぶ方もいます。パールは非常に優しい光沢が特長で、「純潔・健康・長寿・品格」という宝石言葉を持つことから婚約指輪に利用する方がいると言われます。 - ルビー
最近では、宝石の女王と言われるルビーを使用する方も増えています。情熱的な美しい赤色を持つ宝石で、オリジナリティーを出したいと考える方にはオススメです。
上記のような宝石は婚約指輪としても人気です。ただし、注意が必要なのは、婚約指輪の宝石としてはダイヤモンドが90％程度を占めると言われており、女性の多くも「婚約指輪＝ダイヤモンド」と認識しているのです。そのため、子供のころから婚約指輪としてダイヤモンドを贈られることに憧れていた…という方に他の宝石を渡してしまえば、ダイヤモンドよりも高額だとしてもガッカリされる場合があるのです。
ダイヤモンド以外の宝石をパートナーに送りたいと考えている方は、あらかじめ、「なぜその宝石を贈りたいのか？」を相談しておくのがオススメです。
まとめ
今回は、婚約指輪選びをするときにおさえておきたいポイントについてご紹介しました。婚約指輪はダイヤを贈ればよいからお店に行って考えようと思っている方も多いのではないでしょうか？しかし、何も考えずにジュエリーショップに指輪選びに行くと、美しい指輪がたくさんあり過ぎて、結局何も選ぶことができなかった…となる方が多いです。
したがって、婚約指輪を選ぶ場合には、どのパターンの指輪を購入したいのか？どういったデザインのものが良いのか？宝石は何にしたいのか？ある程度考えておかなければいけません。婚約指輪選びは、初めてのこととなる方がほとんどですので、最低限の基礎知識を調べてからショップに行くのがオススメですよ。
