男性にオススメ?黒色が特徴の宝石をご紹介

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宝石と言えば無色透明なダイヤモンドや色鮮やかなカラーストーンを思い浮かべる人が多いでしょう。一方で「黒色の宝石」と聞くと、あまり良いイメージを持つ人は少ないのではないでしょうか?しかし近年では、黒色を持った様々な宝石の人気が上がってきていると言われます。特にあまり宝石を身に着けることのない男性からすると、ビジネスの場などでもあまり主張をしてこない黒色の宝石はワンポイントとしてとてもお勧めです。
そこで今回は、黒色を持った代表的な宝石をご紹介します。

黒色を持つおススメの宝石

『黒い宝石』については、天然の物と人工的に色を付けられた物、2つの種類があるので注意が必要です。基本的に、天然の物のほうが高額になりますので、あまりに安価で販売されているような宝石は人工的に着色されたと思っておきましょう。
黒色の宝石は、一般の人では天然と加工品の見分けが非常に難しく、別種の宝石だとしても見た目にほとんど差がない物も多く、目視だけで宝石の種類を見分けるのも簡単ではありません。したがって、黒色の宝石を購入するときには、信用のおけるお店で購入するか、きちんと鑑別書を確認するようにしましょう。
以下で代表的な黒色の宝石をご紹介します。

ブラックダイヤモンド

ダイヤモンドは全て無色透明と考える方もいるかもしれませんが、実は様々なカラーを持っています。その中には、黒色を持ったダイヤモンドも存在します。
ダイヤモンドが黒く発色してしまう理由は、原石が作られていく過程で『窒素』が混ざってしまうことです。人工のブラックダイヤモンドの場合は、加熱処理や放射線照射処理によってカラーを付けています。このブラックダイヤモンドは、もともと工業用に利用されることがほとんどで、宝石としての価値はないとされてきました。しかし最近では、宝石としての価値が見いだされるようになってきており、一部の高品質な物は男性などから高い人気を誇っています。

オニキス

オニキスはパワーストーン業界では非常にメジャーな石となります。オニキスの語源は、ギリシャ語で爪や縞を表す言葉と言われており、もともとは様々なカラーが重なった縞模様の「瑪瑙」全般を指していたと言われます。しかし近年で『オニキス』と呼ばれる場合には、ブラックオニキスを指しています。
オニキスは世界中どこでも採取できる宝石ですが、産地として有名なのはブラジルとなります。

ブラックスピネル

スピネルは様々なカラーを持っており、レッドスピネルなどは、全宝石の中でもトップクラスの人気を持っています。なんとこのスピネルは「全ての色がそろう」などと言われるように豊富なカラーバリエーションが特徴で、その中でも黒色を持ったスピネルは『ブラックスピネル』と呼ばれます。
ブラックスピネルは、モース硬度が8とジュエリーとして十分な硬度を持っているのですが大粒な原石が少ないため、加工が非常に難しいと言われます。スピネルは、カットがキラキラと映える石ですので、華やかな輝きを放つようカットを施すと、非常に魅力的な輝きを放ちます。

ヘマタイト

ヘマタイトは酸化鉱物の一種で、ギリシャ語で血を意味する『haimatos』が語源と言われています。その理由は、カットしたヘマタイトを冷たい水に入れると、血液のような赤い色に染まることからこの名称がついたと言われます。ちなみに、ヘマタイトを粉末状にしたものは「英国の赤」と呼ばれ金や銀の手入れに使われるそうです。
ジュエリーとしてのヘマタイトは、ボールカットが施されネックレスにセットされたり、平面カットの場合は指輪やカメオに利用されます。非常に頑丈ですが、衝撃に弱いという特徴も持っていますので取り扱いには注意が必要です。

まとめ

今回は、宝石の中でも黒色を持つ宝石たちについて、いくつか宝石をご紹介しました。宝石と聞けば、透明度が高く、カラフルな宝石たちをイメージする人がほとんどでしょう。しかし、近年黒色の宝石も非常に高い人気を誇っており、スーツなどでも違和感がないことから男性が身に着ける宝石として非常にオススメです。男性で普段からジュエリーを身に着ける人は少ないかもしれませんが、黒色の宝石であれば、上品で落ち着いた美しさがあるため、カジュアルな服装にも合うと思います。
男性へのプレゼントに迷ってしまった場合には、黒色の宝石をプレゼントしてみるのも良いのではないでしょうか!

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