真珠を選ぶ時に注意したいポイントをご紹介します!

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日本の宝石と聞かれると多くの方が『真珠』をイメージするのではないでしょうか?冠婚葬祭を経験されたことのある女性であれば、真珠をあしらったジュエリーを既にお持ちかもしれませんね。まだお持ちでない方でも、日本国内では真珠のジュエリーが必要になる場面というのは、非常に多く、いつか必ず手に入れるときが来るはずです。
今回は、そんなときのために、絶対に後悔したくない『真珠の選び方』についてご紹介していきたいと思います。

真珠の種類は知っておきましょう!

日本国内では『アコヤ真珠』が有名で、中には真珠はすべてアコヤ真珠だと考えている人もいるぐらいです。しかし、実はそういうわけではなく、淡水の湖で採れる真珠もあるなど、母貝の種類によって、形や大きさカラーなど特徴がありますので、それぞれの特徴ぐらいは覚えておいた方が良いでしょう。

誰もがイメージする真珠は『アコヤ真珠』

日本人のほとんどの人が「真珠とは?」と聞かれてイメージするのがこのアコヤ真珠でしょう。日本で養殖されている真珠のほとんどはこのアコヤ真珠で、養殖現場などは三重県のミキモト真珠島などに行けば、詳しくみることができます。ちなみにこのアコヤ真珠の中でも、うっすらとピンク色が乗ったようなものは『花珠』と呼ばれ、アコヤ真珠の中でも特に希少です。

南半球で採れる『南洋真珠』

主に南半球などの海外で取れるのが『南洋真珠』です。『南洋真珠』には、白蝶真珠と黒蝶真珠があり、白蝶真珠はオーストラリアやインドネシア、黒蝶真珠はタヒチで採取されます。『南洋真珠』の特徴は、アコヤ真珠よりも比較的大き目で、カラーは白蝶真珠がホワイト系やゴールド系、黒蝶真珠がブラック系とカラーバリエーションが多いです。

湖や川で採れる『淡水真珠』

湖や川などの淡水で採取されるのが淡水真珠です。淡水真珠は、イケチョウ貝やカラス貝が母貝となったもので、小粒な物が多いのが特徴でした。しかし近年ではアコヤ真珠に近い真円に近いものも多く出回るようになっています。

真珠には、上述のように様々な種類があるのを覚えておきましょう。特に南洋真珠はゴージャスな雰囲気を持っているので、アコヤ真珠とはイメージが結構違うと思います。ちなみに、上記以外にも半円形のマベ真珠やピンク色が特徴のコンクパールなどもあります。

真珠のカラーについて

真珠のカラーと言えばほとんどの人が『白』をイメージすると思います。しかし、真珠には上述のように様々なカラーもあるということを覚えておきましょう。もちろん、使用場面や自分の好みに最適なカラーの物を選べばいいと思います。
真珠を選ぶ際に非常に重要になるポイントは『色・照り・傷』に注意することです。例えば、真珠層の厚さを表す『巻き』を例に出すと、巻きが薄い真珠はプラスチックのような単純な白が目立ち、真珠独特な照りや光沢がなくなってしまうのです。また、巻きが薄い真珠は色あせも起こしやすいので注意です。

真珠の形や大きさ

冠婚葬祭に使用する真珠をイメージすると丸型の物がほとんどですね。しかし、真珠はすべてが丸型をしているわけではなく、いびつな形をした『バロック』と呼ばれるタイプもあります。他にもオーバル、ドロップ、サークル等と呼ばれるものもありますが、これらは少し価値が落ちると思ってください。
バロックタイプの真珠は白蝶真珠に多く、アコヤ真珠と比較してもサイズが大きいことが特徴です。いびつな形をしたバロック真珠は、それぞれが唯一無二の形をしているという点も特徴で、アコヤ真珠のように偽物を作られることが少ないのもメリットですね。
一般的にアコヤ真珠は『真円』に近いほど評価が高くなりますが、ネックレスなどにすると、少しいびつな形をしていても、着用してしまえば真円に見えますので、そこまで気にする必要はないのではないかと思いますよう。これを気にするのであれば、カラーや傷、照りを中心に選ぶのがいいのではないでしょうか!

まとめ

今回は、日本人なら冠婚葬祭などに使用頻度が非常に高い真珠の選び方についてご紹介してきました。真珠のジュエリーは、代々「母から子へ」と受け継がれていくこともあるように、日本では非常に大切にされているジュエリーです。大人の女性の証としても、いつかは必ず手に入れることを考えるようなものですので、何をポイントに選べばいいのか、しっかりとチェックしておくといいのではないでしょうか!

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