婚約指輪はダイヤモンドが当たり前?実はカラーストーンを贈る人もいるのです!

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結婚を控えたカップルであれば、約7割以上の方が婚約者に何らかの結婚記念品をプレゼントするというデータがあるそうです。その中でも9割を超える方はダイヤモンドの婚約指輪を渡すそうで、ほとんどの方が「婚約指輪=ダイヤモンド」とイメージしていることでしょう。しかし最近では、他の人とは異なり、「自分たちだけのオリジナリティーを出したい!」と考える方も多いそうで、そのような方の多くはルビーを選択する人が多いのです。
今回は、婚約指輪として、ダイヤモンドではなくルビーを選ぶときの注意点をご紹介します。

結婚指輪の歴史について

今では当たり前のこととなっている結婚指輪や婚約指輪ですが、その起源がいつからなのかご存知でしょうか?実は、結婚指輪の起源は、17世紀までさかのぼると言われており、その当時、2本の指輪が絡み合って1本の指輪になり、掘られたメッセージが完成するという『ギメルリング』がありました。そしてそれが起源となり結婚指輪ができたと言われているのです。

そして、その時代によく利用されていた宝石がダイヤモンドやルビーで、その傾向が今でも残っているでしょう。冒頭でもご紹介したように、現在ではダイヤモンドのイメージが非常に強い結婚指輪や婚約指輪ですが、その昔はダイヤモンドと並んでルビーもメジャーな宝石だったのです。特にルビーには、「情熱」「仁愛」「勝利」という宝石言葉や「情け深い心で人を思いやる」などと言った意味がありますので、二人の将来を誓うための宝石としても最適と考えられるのです。また、ルビーは持つ人の財産や名誉を守り、さまざまな危機や天災から守ってくれるというお守り的な意味も古代から信じられていますので、生涯安全に過ごせるように願いを込めてプレゼントする宝石には最適だと思います。

ルビーを選ぶメリットや注意点

婚約指輪にダイヤモンドではなくルビーを選ぶことのメリットは何があるでしょうか?ルビーは、ダイヤモンドに比較すると、価格やデザインが豊富で、比較的にリーズナブルで手に入れられるというメリットがまずあります。そもそも「婚約指輪=ダイヤモンド」のイメージが定着したのも、約40年前にデビアス社が仕掛けた販促活動によるものです。皆さんも「婚約指輪は給料の3ヶ月分」という、かの有名なキャッチフレーズは耳にしたことがあるのではないでしょうか。
つまり、婚約指輪にダイヤモンドを選ばなければいけないという決まりなどなく、誕生石や好きな宝石、親から引き継いだ宝石などでも構わないのです。その点、ルビーという宝石は、カラーや透明性・カットや色・サイズなど、婚約指輪で重視される要素を全て兼ね備えていると言える宝石ですので、『独自性を大事にしたい!』と考える方には非常にメリットがある宝石だと言えるでしょう。

ルビーを贈る時の注意点

婚約指輪を贈る際、実際にルビーを選択するのであれば、事前に婚約者様に確認してから選ぶ方がオススメです。上述しているように、日本では「婚約指輪=ダイヤモンド」というイメージが非常に根強いため、昔からダイヤモンドの婚約指輪に憧れている…という女性も少なくないのです。したがって、そのようなダイヤモンドを期待している女性に、何の相談もなくルビーの指輪を贈ってしまうと、あなたの意図がきちんと伝わらずトラブルになってしまう危険性もあるのです。
ちなみに、こういったトラブルを避けるため、ダイヤモンドの婚約指輪の内側にルビーをセットするという方も近年増えています。

まとめ

今回は、ここ最近の結婚・婚約指輪事情についてご紹介してきました。本稿でご紹介したように、結婚指輪や婚約指輪に関しては、とにかくダイヤモンドをあしらった指輪が最適だと考えられてきました。しかし近年では、その傾向も変わってきており、より独自性を求めるカップルも増えているのです。そういった方は、ダイヤモンドにこだわるのではなく、自分たちの好きな宝石を使って独自性の高い指輪を作るのです。さらに、中には指輪という概念すら関係なく、ネックレスなどにする方なども増えていると言われますので、一度固定概念は捨てて、本当に欲しいものを二人で相談してみるのも良いのではないでしょうか?

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