薔薇が語源の美しい宝石『ロードライトガーネット』の魅力は?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ガーネットという宝石は、様々なカラーを持っていることでも有名ですね。ガーネットの中でも特に有名で非常に人気が高い宝石はグリーン系のデマントイドガーネットですが、他の色合いでもイエロー系やレッド系の物まで、どのカラーの物でも非常に高い人気を誇っています。今回はその中でも、レッド系のガーネット一番人気の、ワインレッドのような美しさを持つロードライトガーネットについてご紹介したいと思います。

ガーネットとは?

そもそもガーネットは、赤色系パイラルスパイト系とウグランダイト系列にわけられます。ガーネットの中で1・2の人気を誇ると言われるものは、ウグランダイト系列に分類されるデマントイドガーネットとツァボライトですが、赤色系パイラルスパイト系のガーネットも非常に美しいものです。ただし、同じ赤色のガーネットだとしても、アルマンディンガーネット、パイロープガーネットと、ロードライトガーネットの3つの種類があるのです。この3つのガーネットは微妙に色合いが異なり、

  • アルマンディンガーネットは黒っぽい深みのあるレッド
  • パイロープガーネットは鮮やかな血のようなレッド
  • ロードライトガーネットは上記二つの中間、紫がかった赤色でワインレッドのような美しさを持っています。

ロードライトガーネットは、赤色系のガーネットの中では特に人気の高いガーネットで、他の赤色系のガーネットとも区別は簡単につきます。因みに、アルマンディンガーネットとパイロープガーネットは見た目からの判断は非常に難しいもので、この二つの区別は屈折率を計測する専門的な機械を使用して判別を行います。

赤色のガーネットでも特に人気の高いロードライト

ロードライトガーネットは上述の通り、赤色のガーネットの中では特に人気の高い宝石です。また、宝石名についている『ロードライト』とは、ギリシア語で薔薇を意味する「rhodo」と鉱物を意味する「lite」を組合わせたものだと言われており、まさにその美しいワインレッドを体現した名称がつけられているのです。因みにロードライトガーネットの和名は「薔薇柘榴石(ばらざくろいし)」と言います。

ロードライトガーネットの産地

ロードライトガーネットが初めて発見されたのは、1882年で、場所はアメリカのノースカロライナ州です。しかし、アメリカの鉱山では既にロードライトガーネットは枯渇してしまい、産出することはありません。現在では、1964年にロードライトガーネットが発見されたタンザニアやスリランカが主な産地となっています。
ガーネットの大きな特徴としては、大きな原石がなかなか産出することがない宝石界において、比較的大きな状態で発見されることでしょう。これは、ロードライトガーネットにも同様な事が言え、かなり大きなカラット数を持った物が産出します。その為、「ボリューム感のあるデザインのジュエリーが欲しい!」と思っている方には非常にオススメできる宝石の一つとも言えます。

ロードライトガーネットをお探しの方へ!

ここで最高品質の『彩』を持ったロードライトガーネットのピアスをご紹介しましょう。
トータル2カラットアップの、存在感あるロードライトガーネットの美しさを存分に生かしたスタイルのピアスです。

着けるだけで大人可愛い女子力と華を添えてくれるとっておきの宝物なので、早い者勝ちですよ!

まとめ

今回は、ガーネットの中でも美しいワインレッドの色合いを持ったロードライトガーネットをご紹介しました。ガーネットは日本国内でも非常に人気の高い宝石ですが、どちらかと言うとグリーン系のデマントイドガーネットやツァボライトの方に注目が行くようですね。
しかし、本稿でもご紹介しているように、独特なワインレッドの美しさを見せるロードライトガーネットも非常にオススメの宝石です。特に、デマントイドガーネットとは異なり、比較的お手頃価格で手に入れる事も出来ますので、是非手に入れてみてはいかがでしょうか?

SNSでもご購読できます。