変色したシルバーを元に戻す方法!意外と簡単にできるって知ってましたか?

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シルバーは、その温かみのある色合いで、好んで利用していると言う方も多いのではないでしょうか?しかし、人気が高いシルバーには、時間と共に黒く変色してしまうと言う大きなデメリットを持っています。基本的には、変色防止のためにメッキをかけられている事がほとんどですが、その場合シルバー独特の温かみのある色が生かせません。もちろん、シルバーの良さを生かそうとメッキをかけていないジュエリーも存在しますが、その場合黒く変色してしまうのは免れません。
そこで今回は、正しいシルバージュエリーの付き合い方として、変色してしまったシルバーの戻し方についてご紹介していきます!

シルバーの色を元に戻す方法

本稿でご紹介する方法は、基本的にどのお宅でもある様な物を利用してクリーニングする方法を考えてみたいと思います。この方法は、黒く変色してしまったシルバーの色を元に戻す方法ですので、傷がついてしまった…等は想定していないので注意してくださいね!
因みに、買ったばかりの様にピカピカの状態まで戻したいと考えている方や、傷がついてしまった物を何とかなくしたいと言う場合であれば、やはりプロの手によるメンテナンスが必要になります。
それでは、自宅で出来るシルバーのメンテナンスについてご紹介していきましょう。基本的に自宅にある物でシルバーのメンテを行う場合には、以下の二つの方法があるので覚えておきましょう。

  • 熱湯と塩を使用する湿式のメンテナンス方法
  • 歯磨き粉と布を使用する乾式のメンテナンス方法

基本的には上記の二つのパターンです。湿式と乾式、どちらで行うは、シルバージュエリーに宝石等が取り付けられているかどうかで変わります。

湿式と乾式の判断基準

自宅で出来るシルバーのメンテナンスは上記の二つがあります。しかし、湿式と乾式があるとどちらで行えばいいか分からないと言う人も多いですよね。この違いは、

  • シルバーだけで出来ているジュエリー ⇒ 湿式のメンテ法
  • 宝石やガラスなどがついているジュエリー ⇒ 乾式のメンテ法

上記の様に覚えておいてください。
何が違うのかと言うと、宝石やガラスなどがついているものは、熱湯につける事で取り付けのために施されている接着剤が取れてしまったり、宝石自体が熱に耐えられなかったりするものがある為です。メンテナンスのために、せっかくのジュエリーが壊れてしまった…等となると元も子もありません。
宝石などが何もついていないシルバージュエリーの場合は、隅々まで綺麗にできる湿式がオススメです。

具体的な方法は?

それでは具体的な方法についてご紹介しましょう。

熱湯と塩を使った湿式のメンテナンス法

まずは湿式のメンテ法です。湿式の場合は、コンビニの冷凍うどんの容器の様なアルミ鍋があれば便利です。なければ普通の小さな鍋でも構いませんが、ジュエリーを中に入れるので少し抵抗感がある人も多いと思います。100円均一等に行けばアルミ鍋は売っていますので用意しましょう。他には大さじ5杯程度の塩と熱湯、割りばしなどを用意しましょう。用意で来たら以下の手順で進めましょう。

  • STEP01 アルミ鍋に熱湯を注ぎ、塩を入れ完全に溶かす
  • STEP02 熱湯の中に火傷しないよう割りばしなどを利用してジュエリーを入れる
  • STEP03 10秒ほどたったら割り箸で取り出す
  • STEP04 塩分を落す為に丁寧に水で洗い流す

湿式の方法は上記の手順です。驚くほど簡単ですね!
もし上記の流れで黒ズミが残っている場合には、熱湯に漬ける時間をのばしてください。熱湯の温度が下がってしまうと意味がなくなってしまうので、コンロで火にかけながらするのも良いですよ。

乾式のメンテナンス法

それでは次は乾式の方法です。乾式のメンテナンス方法は歯磨き粉と乾いた布を用意しましょう。コチラは手順なども特に関係なく、落したい黒ズミの部分を歯磨き粉を付けた布で磨くだけです。これだけでみるみる内に黒ズミが落ちていきます。注意が必要なのは、宝石によっては歯磨き粉に含まれる成分でダメージを受けてしまう物もあるので、石には歯磨き粉がつかないよう注意して拭いてくださ。
最後にぬるま湯で歯磨き粉の成分を洗い流したらメンテナンス終了です。とても簡単ですね。

まとめ

今回は、シルバージュエリーについてしまった黒ズミを自宅にある物で簡単に落とす方法についてご紹介してきました。シルバーは温かみのある色合いで、非常に人気も高く好んで購入する人も多いですね。しかし、シルバーの弱点としては、時間と共にどうしても黒ズミがついてしまい、購入当時の輝きなどが楽しめなくなるという事です。そういった場合には、今回ご紹介した方法で定期的にメンテナンスしてあげてはいかがでしょうか?
もちろん、新品の様にピカピカにしたいといった場合や、傷を治したいと思った場合はプロの職人さんにメンテナンスを頼んだ方が良いですよ!

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