12月の誕生石タンザナイトの評価ポント

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

皆さんは『タンザナイト』という宝石はご存知ですか?この宝石は比較的最近発見された宝石ですが、日光の下では美しいブルーに、キャンドルや白熱光の下ではバイオレットという多色性を持っており、ここ数年非常に人気の高い宝石です。今回はそんな『タンザナイト』にスポットを当ててみたいと思います。

タンザナイトとは?


ティファニーが世に知らしめた宝石である「タンザナイト」原産国は、その名の通りタンザニアです。タンザニアの石=タンザナイトというと覚えやすいですね。そんなタンザナイトは12月の誕生石でもあります。では、組成などもざっと見ていきましょう。タンザナイトは、正式にはゾイサイトという名の鉱物です。和名で「黝簾石(ゆうれんせき)」ともいわれます。組成はCa2Al3(SiO4)3(OH)で青色が特色です。硬度は6~7で和服にも似合う色合いから、日本でも人気を呼んでいます。

タンザナイトの評価ポイント

 

次は、タンザナイトの評価について見てまいります。タンザナイトの評価のポイントは大きくわけて2つあります。
それは「色合いの濃さ」と「多色性の具合」です。では、次に具体的にどのようなことをチェックされるのかみていきます。

評価ポイント① 色

タンザナイトは一般的なライトの下では、紫色となり、蛍光灯の下では、青色に変化します。タンザナイトで最も珍重される色は、上質サファイアに似た純青色、または独自の強烈なバイオレット・ブルーです。

評価ポイント② 多色性

タンザナイトの最大の特徴は、多色性宝石です。それは異なる結晶方向で見たとき異なる色を示すことができることを意味しています。
非常に優れたタンザナイトでは、色は、石の内部から来る多色性の色の赤が閃く、強烈なバイオレットがかった青が支配的です。
現在のタンザナイトは、いかに優れた多色性を持っているかということが重要視されるようになっています。

まとめ

今回は、12月の誕生石タンザナイトの評価ポントをご紹介してまいりました。いかがでしたか?
タンザナイトは評価基準なども明確でとても奥が深いものだとわかりますね。ぜひ、タンザナイトのジュエリーをひとつお手元に置いてみてはいかがでしょう

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。