パライバに次ぐ高評価のトルマリン『インディゴライトトルマリン』とは?

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5分類13種類もの数があるとされている「トルマリン」そんなたくさんの種類があるトルマリンの中でも高評価な「パライバトルマリン」は聞いたことがあるかたも多いのではないでしょうか。今回は、パライバトルマリンの次に高い評価の「インディゴライトトルマリン」についてご紹介します。

トルマリンとは

トルマリンは、10月の誕生石で 白色から黒色・ピンクなど様々な色があり、中には宝石としての価値の高いものもあります。 和名は『電気石』です。その両端にプラスとマイナスの電極をもち、加熱することにより静電気を帯びるため、そう呼ばれているそうです。
また、トルマリンにはもう一つ特徴があり、外から力を加えると、その周囲にマイナスイオンを発生するそうです。 しかしマイナスイオン発生のメカニズムは正確に分かっていません。

インディゴライトトルマリンとは

もともと、インディゴという言葉自体が濃い青色や藍色を連想させる色です。その染料であるインディゴブルー色を示す色合いを持った宝石の代表的なものがインディゴライトと言われていますので、インディゴライトは深い青~グリーンの色相をもっており、静謐な藍色が特徴の宝石というわけです。ちなみにモース硬度は7.5となっています。主な原産国はブラジルで、他にもパキスタンやザンビアでも採られています。トルマリンの中でも濃青色をした単色タイプのみが「インディゴライト」という固有の宝石名で呼ばれます。インディゴライト以外でインディゴと冠される宝石は稀にインディゴ・サファイアというような感じの一部の色合いをしたサファイアに使われる程度しかない稀少色なんですよ。

まとめ

深い海の中を連想させる奥深いブルーの彩りを見せるインディゴライトトルマリン。同じブルーのトルマリンに分類されるパライバトルマリンとは全く異なる色相、輝きを持つこのインディゴライトもまた、その美しさと数の少なさからパライバに次ぐ貴重な存在とされているんですね。一つ一つ微妙に色合いが異なるので、ぜひ、お気に入りのひとつを探してみてはいかでしょうか?

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