大人の女性に必須?南洋真珠の基礎知識について!

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皆さんは、真珠と聞けば日本国内で養殖が盛んなアコヤ真珠をイメージするのではないでしょうか?宝石にあまり詳しくない人であれば、全ての真珠がアコヤ真珠なのだと勘違いしている人もいるかもしれませんね。しかし、実は真珠にもいろいろな種類があり、それぞれの真珠によってその特徴やカラーなどが異なるのです。そんな中でも、厚い真珠層が特長で、非常に奥深い輝きを放つ南洋真珠は大人の女性に非常に高い人気を誇ります。
今回は、そんな南洋真珠の基礎知識をまとめてご紹介したいと思います!

南洋真珠ってどんなの?

日本に住んでいる人であれば、『真珠=アコヤ真珠』とイメージする方が多く、美しい白色で特徴ある輝きを持った宝石をイメージするでしょう。冠婚葬祭でも活躍するジュエリーですので、大人になれば必ず持っておきたいジュエリーの代表です。
しかし、世界中を見てみれば、アコヤ真珠とはまた違う美しさを持った真珠があるのです。その中でも南洋真珠は、厚い真珠層の奥から素晴らしい光沢を放つ真珠として有名で、真珠の女王とも呼ばれることがある、とても特徴的な宝石です。南洋真珠が他の真珠と異なる点は、上述したように、真珠層が厚いことや色・テリが非常に美しいこと、さらに他の真珠と比較して極めて大きいことがあげられます。
この南洋真珠はシロチョウガイといわれる貝からとれる真珠で、1950年頃よりオーストラリアで本格的な養殖が始まっています。そして現在では、養殖も順調に進みオーストラリアから高品質な南洋真珠が安定して市場に出されるようになっています。したがって、日本国内のジュエリーショップなどでも、意外と簡単に手に入りますので、ボリュームのあるパールジュエリーが欲しい方にはとてもオススメです。

南洋真珠の基礎知識

それでは、南洋真珠の基礎知識として大きさやカラーなどの特徴をご紹介していきます。南洋真珠の魅力は、なんといってもその大きさです。単独のパールジュエリーだとしても、ボリュームのある南洋真珠は独特の存在感を持っています。さらに、真珠層の巻きが厚く、とても深い輝きと照りを持っているため、近年女性からの支持が急激に高くなっています。カラーとしては落ち着いたシルバーカラーから見事なまでのゴールデンカラーまで、まさに真珠の女王といわれる美しさを持っています。

南洋真珠の大きさについて

南洋真珠は、他の真珠を圧倒するほどの大きさを持つことが特長です。一般的な南洋真珠の大きさは、9ミリ~18ミリ程度の大きさがあります。これは、平均養殖期間が2年間という長さがあるため、真珠層が厚巻きになり、南洋真珠独特の美しいテリが得られるのです。
なお、南洋真珠は、テリのよさと巻きの厚さがその価値を高めており、品質が同じ物であれば、大きい固体ほど高値がつきます。
南洋真珠の形状の違いによる一般的な大きさが以下の通りです。

  • 真円真珠・・・9mm~18mm位まで、11ー12mmが中心
  • バロック・・・40mm位まで
  • 半形真珠・・・12~22mm、13mm-17mmが中心
  • ケシ珠真珠・・・5mm~10mm以上のものも多い

南洋真珠のカラーについて

次は南洋真珠のカラーです。一般的なオーストラリア産南洋真珠は、上品で深みのある白さを持っておりシルバー系の色が特長です。また、銀白色を基調にしたピンク、クリーム、グリーンなどもあります。
南洋真珠は、上述の銀白色以外にも、非常に美しいゴールデンカラーを持つものもあり、近年ゴールデンパールと呼ばれ高い人気を誇ります。

南洋真珠の形状について

南洋真珠は、形状もさまざまな物があります。真円のラウンドをはじめ、ドロップ、真円を押しつぶしたようなボタン、曲線を描くオーバル、個性的な形状をしたバロック、直線的な筋が入ったサークル、特徴的な形状のケシなどが有名です。
一般的には、他の真珠同様に、真円に近いものほど価値が上がりますが、形の良いドロップは非常に希少価値が高く、時にはラウンド以上の価格がつく場合もあります。ちなみに、南洋ケシやバロックは、オリジナリティのある自分だけのパールジュエリーが欲しいと思っている方には非常にオススメです。

まとめ

今回は、真珠の中でも大きさやカラー、形状など、いろいろな特徴を持っている南洋真珠についてご紹介しました。真珠は、古くから日本に馴染み深い宝石であり、冠婚葬祭など、さまざまなシーンで利用できる非常に使い勝手の良いジュエリーです。したがって、大人になった時には、パールジュエリーをご両親からプレゼントされたという人も多いのではないでしょうか?
南洋真珠は、そんなパールジュエリーの中でも、独特な美しさを持っていますので、大人の女性であれば、ぜひ一つは持っておきたい宝石だと思いますよ!

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